ため息 〜 R5. 6月 いきいき通信〜

こんにちは。
寒暖の差が激しく夏になったかとおもえる日もありますね。暑さは「心」を痛めます。「心」が弱くなると血管系の致命的な病気を引き起こしやすくなります。今月は血液がうまく体を循環しない「瘀血」について考えてみましょう。
老化は血液からといいます。血が栄養と酸素を運ぶ唯一の方法です。

「瘀血」とは
一言でいえば「血液の粘度が高くなり血の流れが悪くなった状態」です。体に害を及ぼすように汚れたり、滞ったり、固まりやすくなった血液のことを中国漢方では「瘀血」といいます。

こんな症状があったら要チェックです

〇目にクマができる
〇シミ、そばかすが多い
〇肌がカサカサしている
〇頭痛
〇肩こり、首筋のこり
〇胸が苦しくなる
〇舌が黒ずんでいる
〇軽くぶつけても青あざになる
〇生理痛がある。
〇月経の色が黒ずんでいたり塊が出る

瘀血を改善する、予防するには

体に発生した瘀血を除去する方法を中国漢方では「活血化瘀」と呼んでいます。
これはドロドロになった血液をサラサラにしうっ滞を取り除きスムーズに流れるように改善するものです。
漢方薬の中には血液の汚れを除去し、いきいきとよみがえらせる働きを持った活血化瘀の薬があります。