ため息 〜 R5. 5月 いきいき通信〜

こんにちは。
今回は「ため息」について考えてみましょう。

「ため息」の作用

「ため息」つくと「幸せが逃げる」?
実はからだにいいんです。
緊張をほぐし、自律神経のバランスを調整

溜息をする女性

「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言葉があります。
確かにため息を吐く姿はいかにも疲れた姿で「はあ~」と息が漏れる音を聞くと気がめいってしまう事もあります。
「ため息」はバランスが崩れた自律神経の働きを回復させようとする体の作用です。

ため息がふと出るときは心配事があったり悩みがあるとき又はとても疲れた時ですね。そんなときの体は胸やおなかの筋肉が緊張して硬くなったり呼吸も浅くなっていますね。すると血液中の酸素が不足気味になりそれを補う為体は交感神経(昼の神経)を働かせて血管を収縮させ血圧をあげ全身へ酸素を配ろうとしているのです。

一方体をリラックスさせるのは「副交感神経」夜の神経です。
でも心配事を抱えた人の自律神経はどうしても交感神経優位になりやすい。
息を「ふーっ」と長く吐くことで浅くなった呼吸が深くなりリラックスの副交感神経がしっかりと働き出します。

自律神経は呼吸、血流など体の様々な働きをコントロールしてその働きぶりは意外と実感しにくいのですが「自律神経がなければ私たちは1秒たりとも生きていけない」といわれます。
又夜パソコンや携帯でお仕事などしたとき2時間は交感神経が続いてしまうそうです。

もう1つ、現代の問題は「本当に疲れ切ってため息も出ない」トータルパワー不足型の方が増えていることです。
「ため息」が出るうちはいいのかもしれません。

いきいき通信5月号

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