どこで瘀血は起こっている？ 〜 R6. 6月 いきいき通信〜

こんにちは。いよいよ暑くなってきました。
前回の瘀血（おけつ）のレターで多かったのが 『どこで瘀血は起こっていますか』という質問でした。
今回は瘀血が起こりやすい所、またどんな種類があるのか考えてみましょう。

瘀血は毛細血管（微小循環）で起こっています

毛細血管は平均６ミクロンでその中を１０ミクロンの赤血球や２５ミクロンの白血球が形を変動させながら流れています。
毛細血管の特徴として大変薄く小さい穴がたくさん開いています。
その穴から血漿（けっしょう）という液体（血の中の液の部分）が流れ出て細胞に酸素と栄養を与えて、いらないものをもらい、又血管に帰ってきます。

人、動物の身体は日々絶え間なく自分で働いてくれてます。

大きな血管は厚くて頑丈ですが、大きな血管が詰まったり破れたりすると命にかかわります。
毛細血管は薄いので少しのトラブルで出血したり、詰まってゴースト血管になり数が減少したりしても即命にかかわることは少なく、しかしいろいろなトラブルを発病させやすくなります。
高血圧、肩こり、めまい、頭痛、腰痛、糖尿病等数え切れません。
毛細血管の形や数は生活状態を良くすることで改善するのもすばらしい体の働きの一部です。

身体は大切にしてあげてお手あてすれば、その分きちんと応えてくれます。

毛細血管の血流を観察できます

当店設置の血管美人にて、あなたの血管を目で確認していただけます。
ご興味のあるかたいつでもお申し出ください。（要ご予約）