〜 鼻の健康 R7. 2月 いきいき通信〜
こんにちは。
今年の2月はお天気が多いという予報ですが、毎年悩む方が多い鼻のトラブルも早いとのことです。
今回は鼻の健康について考えてみましょう。
鼻からきちんと息が吸えていますか?
鼻から呼吸できずに口で呼吸をすると様々な弊害が起きてきます。慢性的な疲労や集中力の低下、睡眠障害、高血圧などです。
では人間が鼻呼吸をした方が体に良いのはどうしてでしょうか。
鼻呼吸のメリット
1、鼻から吸った空気は鼻腔内で一酸化窒素と混ざりながら肺に運ばれます。この一酸化窒素が肺の血管を広げて酸素の吸収能力をアップさせます。
口から入った酸素には一酸化窒素は入っていません。
2、鼻呼吸は天然のマスクです。
鼻毛で大きめのほこりやウィルスをキャッチします。
鼻の粘膜はネバネバしていてネバネバにからめとられたウィルスやホコリは痰となって胃に入り胃酸で無害化されたりします。
3、鼻は天然の加湿器です。
どんなに乾いた冷たい空気を吸い込んでも顔にある8個の空洞を通る間に血管によって、一定の温度、一定の湿度になり、湿度に弱いウィルスを殺したり、肺に入る空気を一定にします。
このように鼻が持つ防御機能は口呼吸では発揮されません。鼻呼吸をきちんとできるようにするだけで、外のほこりやウィルスを殺し、温度と湿度を一定にして、肺の働きを良くしてくれます。
鼻のトラブルは肺の働き、大腸の働きとも関連があり、もちろんですが体の冷えは大敵です。
蓄膿症、アレルギー性鼻炎、花粉症、後鼻漏
いろいろな鼻のトラブルにお勧めの漢方
漢方では「鼻の働き」は「肺の働き」の一部です。「肺の働き」を整えることで「鼻のトラブル」を根本から補うことができます。 又「肺の働き」は特に気(免疫を含む)(体を温める)と血、水のバランスを整える事が重要です。
麗沢通気湯加辛夷(れいたくつうきとうかしんい)
麗沢通気湯加は古来より書物に「鼻、香臭を聞かざるを治す」と記されていて、鼻の専門薬です。 それに辛夷が入り花粉症にも良く効きます。 臭いが分からない症状、鼻炎、アレルギー性鼻炎、鼻づまり、蓄膿症に用います。
白豆杉(はくとうすぎ)学術交流会の報告
リウマチ、がんの補完医療として注目を浴びている白豆杉の新しい学術報告を、岐阜大学大学院特任准教授の守川耕平先生が、製造元の日本製薬商事守山茂社長在席のもと報告されました。素晴らしい結果で出席者全員感動しました。後日皆様にもご報告いたします。
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