〜 水分の摂り方と“汗をかく力”を整える漢方の考え方〜 R8. 6月 いきいき通信
こんにちは
紫陽花が美しく色づく季節となりました。
6月は気温の変化で「体がだるい」「むくみやすい」「胃腸の調子がすぐれない」といった不調を感じやすくなります。
熱中症対策と水分の摂り方
漢方では「湿(しつ)」の影響を受けていると考えます。体の余分な水分をため込まないことが健やかに過ごすポイントとなります。
〇冷たいものを摂りすぎない
〇軽く汗をかく
〇胃腸をいたわる
〇生ものを摂りすぎない
これからの季節、熱中症対策として、マスコミでは水分補給を訴えますが、普通若い方の場合水分を取り忘れたとはあまり聞きませんし人には「水草タイプ」と「サボテンタイプ」2種類あります。
必要水分量は人によって違います。あまり摂りすぎるのも「脾胃」や「腎」に負担をかけてしまいます。
水分は飲んだだけでは何の役にも立ちません。身体に吸収して身体を潤して排泄しないといけません。摂りすぎて排泄できない水分は「湿」となりむくみなどの原因になってしまいます。
暑くなってくるとその情報が脳の視床下部にある熱を処理する担当の脳に行きます。すると交感神経に情報が伝達され血管を広げて、汗をかけ、と命令が出され体の温度を下げることとなります。
どのようなことも同じですが軽い運動をして体温を上げ脳に練習をさせておくことは大切です。
24時間汗をかかない環境にいると大事なときに脳が対応しなかったり遅くなったりするかもしれません。
熱中症の初期症状

〇めまい
〇立ち眩み
〇顔のほてり
〇足がつる
〇筋肉のけい
〇強いだるさ
〇吐き気
〇頭痛
〇汗のかきかたの異常
〇皮膚が熱い
5月の学術大会の報告です
皆様に「金の玉」の愛称でご愛用いただいてます「牛黄清心元」の講演でした。
講演者は、中国漢方医師の「羅宋偉先生」でした。
牛黄清心元は 1107年 太平恵民和剤局方に掲載されています。
漢方薬の上薬に分類されています。
私達の身近な病状(もの忘れ、疲れ、自律神経の乱れ)等にもよい症例がたくさんあります。
また、どうき、たちくらみ、熱中症にも予防として使っていただけます。
脳の関所といわれる「血液脳関門」も通過する生薬も含まれてます。
すばらしい講演でした。漢方薬はたくさんの方の英知と歴史で造られています。
歴史はなにものにも代えられません。



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