〜 かぜ、インフルエンザ R7. 1月 いきいき通信〜

新年あけましておめでとうございます

いきいき通信が少しでも皆様の健康のお役に立てていただければと思います。今後もお届けできるようにがんばります。
本年もよろしくお願いします。

伸光漢方堂
薬剤師 笹田しん子


インフルエンザ?風邪?

インフルエンザから体を守りましょう。

インフルエンザと普通の風邪との違いは?


インフルエンザ?風邪?

一般的に風邪は様々なウイルスによって起こりのどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で全身症状はあまり見られません。
発熱もインフルエンザほど高くなく重症化することはあまりありません。

一方インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
38度C以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
併せてのどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。日本では例年12月~3月が流行シーズンです。

早く改善させる漢方は

漢方ではインフルエンザ、コロナ、風邪と区別するのではなく呼吸器系「肺の病気」と考えます。
大きく2つのタイプに分けて漢方を使い分けます。

ウィルスと戦う女性

早く改善させる漢方は
赤い風邪
・発熱、少々の悪寒
・のどが赤くはれて痛む
・粘った痰や鼻汁が出る
・尿の色が濃い

そんな時は 銀翹解毒散(冷やしながら発熱解毒)

青い風邪
・ゾクゾクと寒気がする
・発熱、頭痛がする
・水のような鼻水や痰がでる
・関節や筋肉が痛む

そんな時 葛根湯(温めながら発散解熱)

かぜ、インフルエンザ、コロナ発症の時お使いいただきたい漢方薬、生薬

1年で最も寒さの厳しい大寒から立春を過ぎたころにかけては乾燥した空気や温度条件でウイルスが繁殖しやすくなります。
こうした外的要因を中国漢方的にみると寒さが厳しいこの時期、皮膚の表面は堅く締まっていて体内に熱がこもりやすくなります。
そこから生じる熱毒もありウイルス性の風邪が大流行します。

治すには「天然の抗生物質」と言われる金銀花(きんぎんか)や連翹(れんぎょう)のような熱毒を中和する生薬が入った金羚感冒散(きんれいかんぼうさん)がお勧めです。
抗菌作用や抗ウイルス作用もあるため早めに使うとより効果がありただの風邪、インフルエンザ、コロナにも適しています。

受験シーズンや体力のない方の予防としても安心して使えます。

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