免疫力 〜 R5. 10月 いきいき通信〜

こんにちは
ようやく少し過ごしやすくなりました。でもコロナやインフルエンザで休校の学校も出ているようです。
今月はもう一度免疫について考えてみましょう。

肺の免疫緑

「肺気」と「大腸」

中国漢方では身体の働きは5個の担当部署(肝、心、脾、肺、腎)が役割を担っていて、それぞれが密に連絡をとりあいながら私たちの身体を守っていると考えます。
免疫に関しての大きい部署は「肺」で特に「肺気」が担当です。

又五つの担当部署は内臓の担当も決まっていて「肺」は「大腸」と密の関係にあります。
例えば体にコロナが入ったとします。最初の防衛は粘膜免疫が行います。唾液、鼻の中の粘膜がバリアーとして防ぎます。だから粘膜の力はとても大切です。
体内に侵入してしまったらマクロファージ等の白血球が病原体を食べたり殺菌して殺します。
それでも負けそうなときはリンパ球が主体となり抗体などを用いて病原菌を排除します。

このように3段構えの防御を行っているのが「肺気」と「大腸」です。

免疫力を高める

マスクをしても手洗いしてもなかなか防御できないなら、自分のからだの防御力を高めていってはいかがでしょうか。
特に小さいお子様、基礎疾患のある方、大切な受験やお仕事をお持ちの方がいらっしゃるご家庭では、家族で「肺気」を高めてください。

西洋医学でもはっきりしていることは腸に免疫細胞の訓練所パイエル板があり身体の70%の免疫をになっているといいます。
「肺気」を補い腸を健やかにすることでインフルやコロナに負けない体を家族で作ってください。
万一インフル、コロナにかかっても早く治るように、また副作用がでにくいようにおてつだいできる漢方も用意しています。
お気軽におたずねください。ご紹介いたします。

腸の免疫緑

紅豆杉

雲南紅豆杉は2億年まえの恐竜時代から太古のままの姿で生き延びた仙樹です。
世界で最も磁場の良い中国南方の雲南省に自生しています。海抜4000m付近に原生林のまま群生しています。

日本の富士山の頂上より高いところに生息しているわけですから、まさに生命力の強さ、気の強さを証明しています。
中国では2200年前の秦の始皇帝の時代から大変貴重な王室専用の仙樹として大切にされ日本に初めて紹介されたのは1400年前の聖徳太子の時代です。
日本の皇室への贈り物としてが最初といわれ聖徳太子はこれを笏(しゃく)として用いたといわれています。

どうしてこのような貴重なものを日本とアメリカだけに独占輸出を決めたかというと保護に資金がいるとのことだそうです。この度紅豆杉が販売終了しなければならなくなったかは、中国の都合ではなく抗腫瘍効果のあるパクリタキセルが紅豆杉の成分として発見されたことが原因です。
紅豆杉を医薬品として販売しないといけなくなり長い年月がかかると思います。私も大好きな薬草でたくさんの方々に喜んでいただいたのにとても残念です。
紅豆杉にありがとうを伝えまた会えればいいな、と思います。
令和5年10月23日で日本から消えるようです。

いきいき通信10月号

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