腸内フローラ 〜 R5. 1月 いきいき通信〜

ご報告

皆さまにご愛用いただいてます酵素処理乳酸菌「LFK」で「がんの転移を抑制」特許を取得したそうです。
東京大学大学院農学生命学研究科日下部守昭教授との共同研究とのことです。
また、乳酸菌素材「FK-23」及び「LFK」の慢性腎臓病進行抑制効果についても特許を取得したそうです。素晴らしいですね。
 

腸内フローラ 脳に「命令」 心身を安定

大腸がんは良く聞きますが小腸がんはあまり聞かれませんね。腸には食べ物だけではなくウイルス等の病原体も入ってきます。
それらを識別して排除する「「免疫機能」が小腸は高いからです。

腸には全身の免疫細胞の7割が存在しています。多様な細菌が集まって作る「腸内フローラ」免疫細胞や抗体の働きに関係しているのです。
腸の内壁の粘膜層は病原体を血管に入らないようバリヤーの役割を果たしていますが、このバリヤーを作るのにも腸内フローラが大切です。
病原体が血管に入ると命にかかわります。大阪大学大学院によると粘膜を作る腸の細胞と腸内フローラは相互に協力して粘膜バリヤーを維持し、私たちが病気にならないよう頑張ってくれているとの報告です。

腸内フローラ
  

腸内フローラと心の問題

九州大学大学院ではストレスホルモンと腸内フローラの研究がおこなわれています。
その方法についてはマウスが可哀想なので省略しますが、腸が無菌だとたくさんのストレスホルモンがでて、ストレスを感じ、善玉菌を与えるとストレスに対する反応が鎮静化した事も確かめられたとのことです。
無菌マウスは記憶や思考に関係する「脳」にも影響を与えている結果が出ています。

「腸内細菌がストレス反応を抑え、脳内の神経細胞の成長にも影響を与えているのは間違いありません。

東京医科歯科大学藤田教授は脳内の幸せホルモン(セロトニン)は腸内細菌がつくって脳に送った物質によって合成され、これに関わるビタミンも腸内細菌がつくると言っています。脳の中でセロトニンが減少するとうつ病を発症しやすくなり、バランスの良い腸内フローラが必要ということです。
アメリカの学者の学説によるとうつは感染症から身を守るため免疫システムが進化した結果とのことです。
うつ状態にすることで感染症患者と接触させないようにした体の苦肉の策なのでしょう。ということは腸内フローラを整えると体は外に出て良いと判断するはずですよね。私たちが物を考え行動するのは脳の指令によりますが、腸は私たちの意志とは関係なく私たちを生かしています。
腸は「第2の脳」と呼ばれる所以でしょう。
バランス良く保たれた腸内フローラが心身の基本となる理由と思います。
 
いきいき通信1月号

かぜ

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