春によく起こる病気 〜 R4. 4月 いきいき通信〜
こんにちは。
肌寒さの中に春の気配を感じる頃となりました。
春の3か月を漢方では「発陳」と呼び冬の間に隠れていたものが芽を出し人体も陽気が多くなる時期です。つまり春は体の中では陰から陽へと移り変わり「肝」の気が強まる季節です。
春によく起こる病気
「肝」の働きは現代医学の肝臓と異なる部分も多くあります。
「肝」の働きが乱れると気や血の流れが悪くなり滞りやすくなりバランスが大きく乱れ全身に様々な不調を引き起こします。
これは西洋医学的には自律神経失調症と言われます。又「肝」は「目」と経絡でつながっていて関連性が大きく「筋」ともつながっているので筋骨の痛み、ひきつれも発症することもあります。
顔、舌の状態で肝の状態チェック
顔のチェック
肝の働きが低下し血液の流れが停滞すると肌を通して見える静脈はより青く目立つようになります。その為こめかみや眉間に青筋が見えるようになります。
舌のチェック
舌の両側は「肝」の症状をあらわす部位となります。その両側が赤い場合は肝のバランスの乱れにより肝熱起きている可能性があります。
肝熱とは肝のバランスが壊れ(気や血の滞りにより)熱を帯びた状態となり怒りやすくなったり、イライラしたり不眠となったりします。
ひどくなるとメラメラと燃え盛る火のように上にのぼり顔が赤くなったりして、のぼせ目が赤い、口が乾くなどの症状が出ます。
大量の発汗やけいれん、意識不明となることもあります。
おすすめの食材
疲れた肝の働きを補うのにおすすめは 酸味の食材です。
酸味は陰陽五行説では「肝」「胆」をはじめ目や筋の働きを補い滋養作用があるとされています。
例えば、レモン。梅干し。キンカン。酢の物。パセリ。
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