舌の状態 〜R3 11月いきいき通信〜

このニュースレターを書いているときに阿蘇火山噴火が発生というニュースを見てとても心配しています。
火山噴火で出るあの「よな」のお掃除がとても大変だったのを思い出しました。地震の後の噴火で、一晩で窓ガラスが見えなくなったこと。
農作物に「よな」が降って被害が出たこと。阿蘇の皆さま大変と思います。
またお気を付けください。

舌と状態と健康

前回舌のお話をしましたが、どうして舌の状態が大切なの？
というご質問が多くありました。漢方は体の弱い所を見つけて補ったりいらないものを取り除いたりして体のバランスを取ることが大切です。

どこの部分のバランスがどのように悪いかを見つける為に舌の状態を参考にします。
これを舌診と言います。

舌象（ぜっしょう。舌の状態）。
舌苔（ぜったい。こけの状態）の色や形などを中心に考えていきます。

チェック④苔の厚さ

□ 分厚い（厚苔）　　
□ 薄い（少苔、無苔）

厚い舌苔や潤苔（水分の多い苔）は水滞（いらない水が体にたまりすぎている）で少苔や乾燥苔、無苔｛苔が無い）は陰虚（体内の潤い不足）や栄養不足。
又厚い苔は病邪｛病気）が体内に入り込んでいる。薄い苔は病邪（病気）が体の表面に留まっている。

まとめると、
舌が大きく歯痕（歯の形）があり、苔が厚いほど体内では水分過剰、舌に亀裂があり、苔が少ないほど水分（潤い）不足です。

チェック⑤苔の色

□白苔
□薄白苔
□黄色
□褐色苔
□黒苔

健康な時も冷えてる時も、白苔となります。分厚い白苔は水分代謝が悪い事を表し胃腸虚弱や胃腸の病気が考えられます。

黄苔は体全体や一部に熱があることを表します。舌に常在する菌の一つが高熱時に活発になるためです。のぼせ、口内炎、イライラにつながります。

黒苔は高熱で体力が低下したり体が冷えているとき、抗生物質等飲んだ時に起こります。

次回はまとめです。

お客様の喜びの声

腰痛

夏の疲れがたまってか、体が重く、疲れやすく少し悪かった腰痛がひどくなり、痛み止めばかり飲んでいました。体の余分な水を捨て、水によって冷えていた腰も温めましょうということで、零光を１日８錠飲み痛いときに七光を飲み、今ではかなり楽になり痛み止めがいらなくなりました。おまけに、余分な水分がなくなったことで眩暈も起こらなくなり、体がスッキリしたようです。まだしばらくは零光だけは続けたいと思います。

ホットフラッシュ

更年期のせいか、ホットフラッシュが起こりとても不愉快でした。
血液の為に和漢薬は家族みんなで飲んでいましたが、ホットフラッシュが起こった時だけ飲んでみてくださいと牛黄清心元を紹介していただきました。３分の１なめてみました。
とても苦かったのですがスーとホットフラッシュが引きました。それ以後ほとんど起こらないようになり、お守りとして牛黄清心元を持ち歩いています。

不眠

眠れないようになって１２年位になりますが自律神経の安定にということで夜寝る前に和漢薬を1包湯に溶いて蜂光を４錠飲み始めました。１か月した今では寝入りが良くなり朝も気持ち良く目が覚めるようになり、昼間のぼーっとした感覚もなくなりました。