めまいについて 〜R2 11月いきいき通信〜
こんにちは!
いよいよ寒くなってきました。この2カ月程眩暈(めまい)について、いろいろな方面から詳しく調べてみました。
というのも妹が眩暈をおこして困っていたからです。
眩暈(めまい)について
たくさんの病気の研究が日進月歩とすすんでいる割に、眩暈ほど日常生活に密着してるのに研究が進んでない分野も珍しいです。
眩暈(めまい)と一口に言っても眩{目が暗む)頭暈{頭がふらつく)というように、見ているものが真っ暗になって見えない場合や、何となくふわっと暗くなることも含みます。
「目がぐるぐる回って立っていられない」
「体がフワフワしてふらついてしまう」
ひどいめまいは横になっても自分の回りが回転しているようで仕事どころではなくなってしまいます。
眩暈には3つのタイプがあります。
周囲がグルグル回るように感じる回転性。
船に揺られているようなふらつくめまい。
立ち上がった時に起こるめまいです。
回転性のめまいや揺れるようなめまいは体の中の「湿」「津液」が関係していて、立ち上がった時のめまいは「血」に関係しています。
又気の流れも大切で気が滞っているとき(ストレスがある時)等も原因となります。
意外と風邪をひいたりしたことが原因となったり、いろいろな要素が関係しているようです。
眩暈によく使われる漢方薬
- 回転性のめまい・・・半夏白朮天麻湯
- ゆらゆらするめまい・・・苓桂朮甘湯、五味利水
- 冷えや下痢があるめまい・・・真武湯
- 冷えのある立ちくらみ・・・当帰養血精、順血温補湯
- 前から長くあるめまい・・・牛車腎気丸、2号方
- ストレスのあるめまい・・・原末、加味逍遥散、2号包
眩暈の養生法
眩暈の根本原因はストレスや疲れが関与しているのは間違いなく、これにより自律神経が乱れ(気の乱れ)それにより、血や水の流れも悪くなり悪化します。
予防の心掛けとして「睡眠や休息を充分にとる。」ことやストレスをなるべく避けるようにしたり、適度の運動で心と体をリラックスさせ「気分をリフレッシュさせる」事が大切です。
とくに回転性のめまいを起こす方は几帳面で仕事も人一倍頑張っているという仕事人間タイプの方が多いようです。
少しペースを落としてスローライフを心がけましょう。
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