免疫力を上げるとは 〜 R4. 7月 いきいき通信〜
こんにちは新型コロナウィルスが世界中に蔓延してから1年以上が経過しました。
ようやく一息つける感じになりました。
2年の間にコロナウィルスは何度も異変を繰り返し、世界ではワクチンや様々な薬を用いることで重症化や死亡のリスクを減らすことに力を注いでいます。
しかし、こうしたワクチンや薬は今までの薬とは違い十分な検証期間を経ずに使用しないければならなかったので、私たちの不安も残ったままになりました。
漢方薬はどうでしょう。
漢方薬を用いる大きな目的は自己免疫力を上げることです。
では免疫力とは何をどうすればいいのでしょうか。
免疫力上げる
氣は様々な働きがありますが氣が血や水(津液)を動かすことで体中に酸素や栄養を運び、エネルギーを作り出し体の様々な働きができます。
氣とひと口に言っても「宗氣」「営氣」「衛氣」「臓俯の氣」「経路の氣」「元氣」
と6種類あり、特に「衛氣」は体表、体内をめぐり、寝てる時は体内に入り外邪(体を害するもの)の侵略を防いでいます。
また、体温を維持しています。
「氣」働きの中に「防衛作用」と言う働きがあります。この働きは体表を保護し外界からの発病素因の侵入を防ぐ。
さらには外界からの発病素因が侵入した場合には、これを追い出そうとする働きです。
体の中に「氣」はいくらでも存在すると言う事はなく補給しないと不足します。
そのためには血や水がきちんと体の中を流れ、栄養や酸素から「氣」を作り出さなければなりません。
「氣」と「血」と「水」はどれが不足しても、また滞っても他に影響を与えてしまうのです。
どれが一番大切と言うわけではなくこの三つがお互いに必要としているのです。
「氣」が不足すると「水」が滞りむくみとなったり、「血」が滞ると「瘀血」となりますます「氣」が不足します。
ご来店いただいたお客様にいろいろお話を伺うのは、何が一番不足しているのか。
このバランスを整えるには何を補えば良いのかを見極めるためです。
また、よく理解していただきたいのは、体が少しずつしか変わらないと言うことです。
きちんと体を大切にしてお手当てすれば答えてくれます。
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