瘀血を予防する　〜R3 4月いきいき通信〜

桜の花も美しく咲き、心も楽しくなる季節となりました。
ようやくコロナのワクチン接種で安心できるかなと思われましたが、巷ではワクチンの副反応や海外では接種後血栓での死亡等が問題になり、ワクチン接種が一時中止されたりとなっています。

今私たち一人一人が出来ることは、免疫のバランスを整え、血流をイキイキとさせておくことと思います。

漢方で血が元気に流れない状態を瘀血（おけつ）といいます。

瘀血になると

人間の体は血液を運ぶ酸素や栄養素によってイキイキと保たれています。
この大切な役割を担っている血液の流れが悪くなると酸欠や栄養不良となり、内臓や脳の働きを悪くし、いろいろな病気を引き起こします。
瘀血がひどくなると血管を塞ぎ、血の流れを止めて、血栓をつくり狭心症などが起こり回復が困難になります。

瘀血を予防する

体に発生した瘀血を除去する方法を「活血化瘀」（かっけつかお）と言います。
これはドロドロになった血液をサラサラに変え、うっ滞を取り除きスムーズに流れるように改善するものです。

漢方薬の中には血液の汚れを除去しいきいきと蘇らせる働きを持った活血化おの漢方薬がたくさんあります。
この活血化瘀の漢方薬は血液が滞るのを阻止する力を持った生薬で構成され
・出来てしまったお血を取り除く
・瘀血の発生予防に優れた効果

人は血管と共に老いるといわれます。活血化瘀の方法で血液をイキイキ流れるように保つことは老化予防にもつながります。

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