｢腸から始まる感染対策（関連新情報）　〜R3 1月いきいき通信〜

こんにちは。
皆さま、どのようなお正月を過ごされましたか。今回は１２月にご紹介した「腸から始まる感染対策」に関連した新しい情報が入りましたのでご紹介します。
オートファジーを行うことで、健康長寿になれるという事が証明されました。又オートファジーのスイッチをオン、オフにする方法もきちんとわかってきました。

ゴミ運搬車とリサイクル工場

細胞はオートファジーによって、欠陥のある細胞や機能不全のタンパク質、病原体等の危険物や不要物を分解します。
これは細胞内の分解メカニズムで、身体の中で起きている解毒、修復、自己再生のプロセスです。

分解された物質の一部は新たなタンパク質をつくるためリサイクルされ身体の生成に用いられます。このリサイクルが充分に機能していないと、リュウマチの様な炎症性疾患や、がん、パーキンソン病、アルツハイマー病などの発症リスクが上昇します。
オートファジーは非常に複雑なプロセスですが、日常生活で生まれたゴミを、分解、再生するための「細胞が本来備えているリサイクル装置」と考えると簡単です。オートファジーは私たちの身体を常に良好な状態にしてくれます。

オートファジーをオンにして活性化させれば身体の欠陥物を取り除き、がんの増殖を止め、肥満や糖尿病予防に役に立ちます。

オートファジーのしくみ

たとえば１個の赤血球が古くなったとします。この古くなった赤血球にまず、「不良品」ですと、タグ（印）がつけられます。
その後オートファジーにより包み込まれ運ばれリサイクルに回すか本当のゴミになるか選別されます。
そのように、このリサイクルがきちんと行われないと、病気、老化の原因になります。
オートファジーはいつでも行われるわけではなく、オートファジーのスイッチをオンにしなければ行われません。

オートファジーのスイッチをオンにする方法

これを理解する前に私たちの身体と環境の事を考えてみましょう。

５,５００万年前・・・猿の様な人類の祖先が出来た。 （５,５００万円）
５５０万年前・・・原始人の祖先となった。 （５5０万円）
２５０万年前・・・肉を食べる人が出てきた。 （25０万円）
１６０万年前・・・火を使う人が出てきた。 （16０万円）
４０万年前・・・やりを使った。 （4０万円）
１５万年前・・・言語が発達。 （15万円）
１万年前・・・村が出来た。 （1万円）
１００年前・・・食べ物の不足が無くなった。（１００円）

理解しやすいように（円）考えてみてください。５,５００万円が１００円です。
このように長い間、私たちの身体は充分に食べられるときはなかったのです。
では、栄養不足の時人間の身体はどう対処していたのでしょう。 → リサイクルです。
そして、この１００年はリサイクルする必要がないくらいに食べることができ、病気に肥満に苦労しているのです。

オン(スイッチを入れる)方法は「休息と断食が最高の薬」なのです。
ただし断食の力を最大限に引き出すには、代謝を保ちながらオートファジーを活性化させなければなりません。最大の効果が得られるスイートスポットは断食開始から１６時間前後といわれています。これを実践するのはそれほど難しくなく、午後７時に夕食を食べて翌朝朝食を抜くだけです。
１日の食事の大半を正午前後から夕方までに食べ終えればよいのです。
食事で気をつけることは精製糖質と動物性タンパク質の過剰な摂取のみ。

これで、がんや心臓病、アルツハイマー病とほぼ無縁な、ギリシアの修道士のようになれるのです。

私もファスティング中です。

去年から朝食抜き、ｸｵﾘ酵華だけのファスティング中です。４か月前に始めてからすぐ２キロ減。そのあと１．８キロ減です。幸い前から病気はありませんが、体が軽く頭がスッキリ。
ファスティング仲間も増えて楽しく皆で実行してます。もちろん現在も仲間募集中。