春にちょっと役立つはなし 〜R2 4月いきいき通信〜

皆様、お元気でお過ごしのことと思います。
毎日コロナの話で大変です。

春は「ホンワカ」と外に出て楽しみたいのですが、外出もままならずという日常です。しかししばらくは協力しあって乗り越えていきたいものです。
頑張りましょう。

ちょっと役に立つお話

東洋医学では、春の3カ月を発陳と呼び春は、体の中では陰から陽へ移り変わり肝・胆の気が亢進してくる季節です。

肝の造血作用、肝の疏セツ作用

肝は「血」を貯蔵し、体中に巡らせたり解毒を行う働きを持ち目・筋肉とも関わりが深いのです。
よって春は疲れ目、目の充血、こむらがえりといったトラブルが起きやすくなります。
肝は「気」自律神経にも関係しているので情緒不安定、イライラといった症状なども起こりやすくなります。特に女性の体は血液との関係が深いところから「肝は婦人の先天」ともいわれ女性の病気特に月経や妊娠、出産、更年期障害などは肝との関連を考えて治療することが大切だと言われています。

春のトラブル防止には肝のバランスを整えよう

春は体の上部にトラブルが起きやすい特徴があります。
「春一番」にはじまり、風がよく吹く春。
春の風は下から上に吹くと言われ、陽気が上に集まりやすいので、めまい、のぼせ、頭痛、鼻水、鼻つまり、吹き出物等が出やすく、肌はカサカサ、髪もパサツキます。

春の食養生 花粉症

中医学では体を巡っているエネルギー「気」が不足して、免疫力が低下するとアレルギー物質が体内に侵入し発病します。(ウイルスも同じです)
花粉症には豆類、イモ類、茸類をとりシソも効果大です。
水っぽくサラサラの鼻水にはカモミール、菊花、ミント、緑茶がお勧めです。

食養生のポイント

春の食養生はまず「酸味」。
酸っぱい味は筋肉をひきしめ、汗や尿が出すぎるのを防ぎます。汗や尿はある程度は出ないといけませんが、出すぎると気(エネルギー)も漏れ出てしまいます。健康維持には食養生も大切ですが、それには消化吸収機能を高める必要もあります。
暴飲暴食を避けることはもちろんですが、最も大切なことは情緒不安定にならないこと。
ストレスや心配事で思い悩むと脾胃・肝にも悪影響を与えてしまいます。

 

いきいき通信4月

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