肥満(むくみ)について 〜R2 2月いきいき通信〜

年明け早々新型コロナウイルスのこともありますが、日ごろから免疫のバランスを心がけてこられた方は安心ですね。
だけど疲れたり忙しかったりして体力を落としていると注意が必要です。うがい、手洗い、マスク、漢方で用心していきましょう。

今回のテーマは  肥満(むくみ)です
今年は温かいとはいえ、この時期身体を動かす範囲は狭くなっています。すると身体の代謝も落ち、何となく体が重くなってきます。
薄着になった頃には体がスッキリなってるように今から準備しましょう。
         

肥満(むくみ)

まず中医学で身体をスッキリさせるには脾胃(ひい)を元気にすることが大切です。体調が悪くなると太りやすくなり、太ったからといって食事量を落としても太ります。なぜなら「脾は湿を悪む」といい「脾」は水気を嫌うのですが胃腸の働きが弱るとそこに水が停滞します。本来脾の働きは水を「肺」に上げ皮膚や鼻に散布しなくてはいけません。その機能が無くなり全身に巡らせてしまいます。結果全身にむくみが出てしまいます。

朝起きた時、枕カバーのしわが顔についてるという方も脾の働きが弱り水分が全身に停滞しているのです。

たまには食欲がないのに太る方もいます。これはストレス(気が滞っている)が原因のことがよくあります。このような方は脇腹を中心に肉がつきます。脇腹は「肝」に関係し、「肝」の機能はストレス(気の滞り)と関係があります。
このような方は気滞を除く漢方を使うと心も体もスッキリします。

食事で気をつけたいこと

基本的にベタベタしたものを避けることです。
ベタベタしたものは悪い湿(水分が長く身体に滞ってたまった良くない水)を増やします。たとえば納豆、オクラ、もち米の類で煎餅(もちろん米も)、とろろ等は避けましょう。これは関節が腫れて痛くなった様な方にもあてはまります。

原則的に苦いものがよいでしょう。
野菜では人参、ピーマン、セロリ、きゅうりです。ただし最も大切なことは五つの味(酸、苦、甘、辛、塩からい)をバランスよく食べることです。

良い運動と良い時間

身体を動かすのに一番よいのは歩くことです。歩くことが良いと昔の「道教」という本にも書いてあります。
とにかく早足で汗がじわっと出るくらいに、もちろん最初は少しずつから始めましょう。歩く時間は朝と夜に歩くのはよくありません。

陽気(身体の気)が最もめぐる時間の前(午前中の少し遅い時間)が身体にとって最も良い時間になります。
この時間が一番活発に動ける時間で、この時間に歩くと最も汗が出やすくなります。
早朝が一番悪く、よくランニングをしたり犬の散歩を見かけますが、一番怪我が多い時間です。なぜならまだ、身体の陽気が巡ってなくて正常に動けないからです。

夜も避けたほうがよいです。
つまり陽気が落ちて行く時間ですから、あまり体を動かさないほうがよいようです。
夜一生懸命に動かすと、かえって興奮して眠れなくなったりします。

そのような理由で歩くのはお昼ごはん前が最適です。

ニュースレター2月01

   

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