糖尿病とミネラルの関係 〜 R4. 6月 いきいき通信〜

こんにちはいよいよ天気の不安定な時期となりました。
こんな時こそお友達とおしゃべりを楽しんでください。

この時期は中医学では脾胃(ひい)に気を付けたい時です。
脾胃弱ると消化吸収力が落ちて余分なものが体に溜まってしまいます。
また、体の代謝に必要なミネラルも吸収されづらくなり糖尿病など発症しやすくなります。

 

糖尿病とミネラルの関係

まず、食べ物は胃で細く小さくされて、小腸で吸収され、肝臓に運ばれて、血管中に入り、細胞に届けられて、エネルギーの元になります。
もちろん体を動かすためだけに使われるのではなく、漢方でいう”氣”の材料となります。
体を温めたりコロナにかからないように抵抗力をつけた「血」や「水」を動かすガソリンのようにもなります。

糖尿病はこのエネルギーの元となる糖を細胞に届ける時に必要なホルモン(インスリン)が正常に働かず、血液中に糖が入ったままになる病気です。
それにより血管がしなやかさを失い、分厚くなったり傷つけられたり詰まったりして、瘀血となり血の流れを妨げます。

インスリンをきちんと働かせるために必要なミネラルは2つあります。
亜鉛(アエン)とセレンです。
インスリンは体の中で急にたくさんは作れないので作って貯めておく必要があります。
この貯めておくのに必要なミネラルが亜鉛です。

亜鉛が不足するとインスリンは不必要な時にも血液中にもダラダラと流れていきたれ、流し状態となってしまいます。
 

セレンはどんな働きをしているのでしょうか。

血流ではインスリンを先頭にブドウ糖が並んでついていってると思ってください。

そして体の細胞に入るときにインスリンが細胞の中にあるインスリン受容体に合図を送ります。
するとインスリン受容体が細胞の中のセレンに伝達して、セレンが細胞の門を開けるように合図します。
そしてようやくブドウ糖が入ります。
セレンが少ないと門の開きも少しとなり、ブドウ糖が血液の中に残って糖尿病となり、また脂肪としてグリコーゲンの形で蓄えられ肥満につながります。

糖尿病

 
いきいき通信

いきいき通信2

血管力

  

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