リウマチ 女性 60歳
お客様の相談内容
数年前から四肢の痛みが少しずつ出て、それとともに徐々に両手指の屈伸が困難になりとても気になりだしました。
病院に行ったらリウマチと診断され3種類のお薬と痛み止めの座薬をもらいました。それ以来2年ほどになりますがきちんと薬は飲んでいます。
痛みは止まるのですが浮腫みや夕方の疲れがひどくなり夜の家事が難しいいくらいです。せめてもう少し疲れないようになりたいと漢方を飲みたいと思いました。
相談したら病院の薬はそのまま飲みながらもう少し体のバランスを整えましょうという事になりました。舌を見てもらったり、血流測定や毛細血管観察等の後3種類の漢方を提案されました。
店頭で先生と相談の上2種類の漢方を飲むことに決定しました。 飲みだして4カ月になりますが、浮腫みやだるさがどんどん良くなってきています。
病院の薬は急にやめたりするとリウマチの悪化が考えられるので検査値が良くなれば減るはずなので体のバランスを整えていくことになりました。
嬉しかったのは自分の体のどこが良くなく、ではどうすればよいか、なぜこの漢方薬を飲まないといけないかとことん説明してくれたことです。
解説
リウマチは病院の薬でほぼ日常の生活が出来るようになりました。日常の生活が出来るという事はとても大切ですがどうしても言葉に表すことの出来ない体調不良が出ることが多いようです。
朝晩飲んでいらっしゃるステロイド剤は陽の力が強いので腎陰虚を起こしやすくなります。案の定舌診でも現れていましたし夜肢が火照るとのことでした。
免疫疾患は過剰に免疫反応が起こる事が原因なので腎陰、腎陽を整える為原末杞菊地黄丸と和漢薬を提案しました。
活血化お薬は過剰になった免疫反応を抑制する働きもあります。この2種類の漢方で整えていくとステロイド剤の量も検査値の結果で少なくなると思います。