アトピー性皮膚炎25年

お客様の相談内容

小さいときからアトピー性皮膚炎がありお母さんが病院に連れていき、ひどいときはステロイド剤の塗り薬と飲み薬を使い軽い時期は保湿剤を使って今まで来ました。

ステロイド剤の副作用かアトピー性皮膚炎が長いからなのか皮膚が固くなり、割れるようになってしまいました。割れると血が出て時には化膿します。特にお風呂上りが大変です。保湿剤をぬってもしばらく良いだけです。それで友達から紹介されて漢方を使おうと思いました。

解説

ご来店時に患部を見せていただいたら首回りと腕がひどくゾウの皮膚のようになっていました。口の渇きも時々あり水を頻繁に飲むそうでペットボトルが手放せないそうです。

入浴後は皮膚が熱お帯びたようになり乾燥がひどいとのことでした。手の指にも症状があり炊事など不自由とのことです。 皮膚は「肺の働き」と「脾の働き」を整えなくてはいけません。又働き出してからストレスが加わり余計に悪くなります。まず皮膚の治療は体の中と外から取り掛かる説明をしました。

虚血などもありますが少しでも楽になっていくよう先に肌を守ることにしました。外からは薬草の石鹸で肌を潤し清潔にし、また手で洗っていただくようにしました。 匂いが気にならないならと薬草の入浴剤もお勧めしました。入浴後は特殊のローションとクリームを使い漢方は肺の働きを活発にし潤すものをすすめました。 3日ほどしたときラインでお風呂上りが楽になったと喜びの言葉がありました。

1か月後にご来店の時はかなり皮膚が柔らかくなってましたが、時々かゆみはまだあるそうです。 皮膚は良かったり悪かったりいろいろな条件で変わるので根気も必要です。